性器クラミジアとは

「性器クラミジア」とは、感染者が多い性病です。現在日本では、感染者が100万人以上いるとされています。特徴は、感染していても症状に気付かないことが多い点です。

もし、感染していることに気づかずに他の人と接触すると、相手に感染したら感染者がひとり増えることになります。本人が感染していることに気付いていなかった場合や、感染したまま複数の人と性的関係を持つなど、知識がないと感染がどんどん広まってしまう恐れがあります。

この性病はクラミジアトラコマティスという病原体によって広がります。病原体は、粘膜同士の接触や、精液、腟分泌液、咽頭への接触という感染経路で広がってしまいます。また、妊婦の感染にも注意が必要で、出産前に確認することが出来れば母子感染を防げます。

症状は、男性の場合は尿道の痒みやうみ、軽い排尿時の痛み、発熱、精巣上部の腫れなどです。女性は、下腹部や性交時の痛み、おりものや不正出血などです。感染者は10代後半~20代に多く、学校では学習指導要領で小、中、高用に段階別に性教育を実施する様に義務付けられていますが、高校は学校によってなされていない現実があります。

仕事を持たない高校生が安易に性行為を行うことは本人や家族がちゃんとした倫理観がないと危険です。性行為の先の妊娠出産についてまで、また女性の場合は特にクラミジアのような性病が悪化すると将来安心な出産が出来なくなるという現実を知らないと人生が変わってしまう確率は高くなります。

性病を発病しているのかそうでないのか判断するのはやはり検査です。検査は病院でするのが一般ですが、検査できるキットが販売されていて、ここ数年で使う人が増えています。また治療薬は抗生剤のジスロマックやクラビットが一般的です。

病院で検査で病気を確定してから薬が処方されます。どちらの抗生剤も治療の範囲が広く、ジェネリック医薬品も出ています。どちらも副作用が少なく強い抗生剤で効き目が長いのが特徴です。

また、女性の場合自覚症状が出にくい場合が多く、気がつかずにいると病気が体内で進行してしまうというケースもあります。その場合は、不妊や早産や流産、子宮外妊娠などの原因になります。体内で最初に進行するのが膣と繋がった子宮頸管です。

子宮の最も下部でこの時点で早期に治療を開始していれば完治するのですが、そのままだと受精を円滑に行えなくなるので不妊症になります。そして更に上方に感染が広がります。

男性の場合は、自覚症状がなく放置すると尿道を伝って上方に病原菌が広がります。尿道には無数の小さな孔がありますが、その孔を介してどんどん広がって行き慢性尿道炎になります。その場合は、注射や点滴でも治すことが不可能になってしまいます。どんな小さな兆候も見逃さないのが早期治療への一歩です。