クラミジア治療にはクラビットも

クラミジアは性病で、日本で一番多い感染症です。女性の場合は自覚症状が少ないため、感染に気付かないまま性行為を複数の相手とした場合、感染者の数は増えます。

また、日本の若い女性の身体の構造上、子宮頸部の面積が広くクラミジア感染しやすいため感染患者は増えやすいといえます。

女性の場合特に注意が必要で、自覚症状のないまま体内で病巣が深化し結果的に子宮頸管炎や子宮内膜炎を起こしてしまうことになりやすいのです。

そして、子宮の炎症から内臓に炎症に広がってしまうこともあります。そうなると、将来不妊症になる可能性さえあります。特に自分の身体の変化に注意して、早めに医師の診察を受けることが大切です。

クラビットの成分はレボフロキサシンで抗生物質です。抗生物質とは、体内に入った病原菌が増えることをくい止める薬です。抗生物質にはいくつかの系統がありますが、クラビットはニューキノロン系の薬剤です。

クラミジアはクラミジアトラコマティスという病原菌に感染しておこる性病ですが、この菌の核酸を作らせないようにするのがレボフロキサシンです。

この核酸とは病原菌が活動するのには無くてはならないものなので、核酸を作らせないことで菌の増加をとめて病気を治します。

クラビットのようにレボフロキサシンを含む薬は、吸収率が良い(90~95パーセント)という特徴があります。口から飲む薬なのに、身体に直接注射でレボフロキサシンを入れるのとほとんど同じ効果が得られます。

また、臓器への移行性に優れていて、言い換えると体内での移動が自由にできる薬なので効果は高いです。その反面、色々な臓器に効くので、ニューキロノン系の抗生剤は多種類の病気に使われやすいという指摘もあります。

つまり、ニューキロノン系の抗生剤を多数回処方されている人は薬に対する耐性ができますので、効かなくなってくるという不安材料もあるのです。医師の診察時にニューキロノン系を服用していた旨を伝えるようにしましょう。

マクロライド系のジスロマックに対するアレルギーの方の服用にもクラビットが良いでしょう。また、従来のクラビットの改良版であるフルオロキノロン(グレースビット)も病院で処方されています。

クラミジア治療にクラビットはとても有効で、通販で外国の薬を買うことも可能です。この場合は、自分の服用歴、抗生剤の耐性を考慮して購入すると良いでしょう。

尚、クラミジアを投薬で完治したと判断できるのは検査です。検査は2度必要で、1度目は治療期間が終わった直後で、それから3~4週間後に再検査します。

2度目の検査が必要な理由は、クラミジアトラコマティスが死滅していても遺伝子が残っていると陽性反応が出てしまうためです。その結果を確認してから通常の生活に戻ることになります。