淋病とは

淋病(淋菌感染症)は性病で、淋菌に接触して感染が広がります。男性は尿道炎など、女性は子宮頸管炎などの症状が現れます。

原因は「口と口」「口と性器」「性器と性器」が接触することで感染しますが、のどの感染については症状がほとんど現れません。

感染経路は性行為以外にはないのですがごくまれに、家族間の感染も見られます。お風呂に淋菌が残っていて女児が直接床に座った例です。

男性の症状は、他の尿道炎を起こす性感染病に比べて淋病の症状は進行します。女性の場合は症状がクラミジア、トリコモナス、マイコプラズマやウレアプラズマと良く似ており、病気を特定する必要があります。

潜伏期間とは感染しているのに症状が現れていない期間のことで、おおむね1週間ですが、ごくまれに2~3週間後に症状が現れるケースもあります。

潜伏期間中は、体内で淋菌が増殖していて、その期間内に性行為をすると相手に感染する可能性は大いにあります。

日本の淋病は、1985年頃まで減少傾向にありましたが、感染症の発生の動向調査によると1999年以降増加傾向にあります。

20代の感染が多く、男女別では女性の数がとても少なく自覚症状に乏しく診察の機会も少ないからでしょう。

以前に比べて症状が現れないケースも増えていて、この場合は気づかないうちに相手に感染してしまいます。淋菌自体は弱い菌で、ヒトから離れると感染力を失います。

20代の性への考え方が開放的になったためか、以前は男性がかかるイメージの強い性病でしたが若い女性がかかる確率は増えています。

女性の場合は自覚症状が「少しおりものが増えた」程度で、見過ごしていると体内では症状が進行しており卵管炎や骨盤腹膜炎を発症するおそれがあり、結果として子宮外妊娠や不妊症になる危険度が増えます。

妊娠中の感染も考えられ産道の感染で新生児に淋菌性結膜炎を発症する可能性が考えられます。

治療薬については、淋菌の耐性が増し従来の薬剤が効かなくなってきていることもあり、アジスロマイシン、アモキシリンが推奨されます。

アジスロマイシンは、クラミジアも同時に感染した場合にも処方される薬です。アモキシリンは腸からよく吸収されて身体への悪影響の少ない薬になります。

どちらも通販で買うことができますが、病院では注射の治療を行っていますので、早期に治療するためにも病院での診察を受けて感染症を識別してから薬の処方をすることが治療の近道です。

しかし、病院に行く時間のない方や匿名性を気にする方は、自分で行える性病の検査キットで病気の診断をすることができます。

この場合は自覚症状があまりなくても早期に知ることができるので得策といえます。検査を自分で行い、郵送されてきた封筒に入れ投函するだけです。