クラビットの副作用

クラビットは抗生物質で系統はニューキノロン系で成分はレボフロキサシンで主にクラミジアや淋病に処方されます。クラビットは、副作用が少なく1993年に開発された薬剤なので新しい薬といえます。

クラビットの副作用で一番多いのは、吐き気、下痢、腹痛です。その原因は、クラビットの細菌を死滅させる攻撃性が体内の菌をも攻撃するため、腸内の善玉菌も攻撃されて腸内の環境のバランスがくずれたものと考えられます。

腸の善玉菌の影響は大きく、腸の調子が悪くなることで免疫力がさがり胃の調子も悪くなるといった具合です。副作用がもう少し進むと食欲低下、消化不良や口が乾く等の症状も現れます。また、腸自体の症状として便秘や下痢等も起こります。

また、クラビットの副作用で考えられるのは、不眠、めまい、頭痛で、起きた確率は0.1~0.5%です。不眠は睡眠導入剤などを併用することはできません。クラビットの服用はどちらかと言えば短期間のことなので工夫しましょう。どうしても不眠が我慢できない場合は、抗生物質を変えましょう。不眠とは逆の意識がぼんやりとしてくる傾眠があり、わずかながら眠りに対する副作用が存在しますが、確率的にはとても低いです。

ニューキノロン系の抗生物質の副作用として光過敏症があります。しかし、クラビットと同じニューキノロン系のロメバクト・バレオンは0.1%未満の報告があり、クラビットのはさらにそれよりも低くわずかながらも光過敏症という副作用は存在します。

ほんのわずかですが副作用として、血液の白血球数、好中球数、リンパ球数、血小板数などが減少することが起こるようです。白血球数が減ることで体内で炎症が起こっていると考えられますし、結果的に貧血や低血圧、動悸などが起こっていると考えられます。

副作用の胃痛、下痢、腹痛の対処として市販薬とクラビットの併用についてですが、薬剤師に相談して市販薬を選ぶことができれば服用可能です。クラビットの効果を胃薬に含まれるマグネシウムやアルミニウムや鉄剤が抑えてしまうからです。

もちろんマグネシウムやアルミニウムが含まれない物を飲めば効き目を損ないません。また、クラビットの服用後1~2時間後ならば市販薬と干渉しあわないという報告もあります。普段飲んでいる薬がある場合は医師に相談が必要です。市販薬の場合でもクラビット自体が抗菌力が強い薬ですので、自己判断はやめましょう。

広範囲に効くクラビットですがまれに副作用が存在し、中には肝機能障害、腎臓が原因の重い症状、むくみ、血尿、尿のにごりや泡立ち、発疹、アナフィラキシーショックやけいれんを起こすなどの重い症状もあります。医師からの指示を守って服用しましょう。