クラビットの服用方法

クラビットは1993年に日本の第一三共が開発したニューキノロン系の抗生物質で、成分はレボフロキサシンです。クラミジアや淋病といった感染症に処方されます。クラビットは身体に入った細菌の増殖をするタンパク質の増殖をおさえ、細菌を死滅させる働きをします。

以前は1日に3回の服用でしたが、改良されて1日に1回の服用に変更されました。この理由は1日に3回服用することで体内にクラビットに対する耐性ができる(薬の効きが悪くなる)ことが判ったためです。このため1日に1度に多量に500mgを飲んで薬の効果を最大限に出せるように変わったのです。これで初期の段階で強い殺菌力が使えることと、耐性菌を少しでも抑制することができるのです。

服用方法は1日に1回500mgで時間は毎日同じ時間に服用します。抗生剤の服用は、用法を守って全部飲みきることが大切で、効果が体内で持続するように飲む時間も守りましょう。飲み忘れをした場合は一度に2度分飲むのではなく飲む量を一定にたもつことです。飲み忘れたら、次に飲む時間に1回分のんで忘れた回の分を無視することです。

一気に二回分飲むことは止めましょう。食前、食後いつ飲んでもかまわなく、一日一回の服用なので決まった時間にのみましょう。服用中に症状がなくなっても医師から言われた期間内は飲み続けましょう。その理由は、細菌が死滅したかどうか判断できないからです。細菌が残っていると再発の恐れと耐性菌を生み出す恐れがあります。

クラビットの飲む時ですが、水やぬるま湯で飲むのが無難です。牛乳などの乳製品と飲むのは止めましょう。脂肪分が薬の効き目を止めます。また、アルコールは薬の効果を強めすぎる恐れがありますので一緒に服用するのはやめましょう。以前に言われていたお茶のタンニンに関しては影響がないことが最近になってわかってきました。

クラビットを飲無場合、持病がある人は必ず医師と相談しましょう。高血圧や心臓、腎臓、甲状腺の病気、精神病の病気の人は服用できません。

薬の飲み合わせについてですが、クラビットと市販の薬を同時に飲むことは避けた方が良いでしょう。市販薬にマグネシウムやアルミニウム、鉄分などが含まれる場合はクラビットの効果を阻害します。服用後1~2時間後ならば薬どうしの影響が減るはずです。一般的な鎮痛薬の「ロキソニン」で、一緒に服用した場合に0.01%の人がけいれんを起こしたと報告されています。

病院で夜、服用するように言われた理由を知りたいというトピックがありました。この理由は診察された時間が夜だったのですぐに薬を飲み始めた方が良いという理由で医師が「夜」と指示したのだ、ということでした。病気によっては少しでも早く病気の進行を抑えた方が良いのでしょう。